海辺の途中

RIPPLES

外山文治

BUNJI SOTOYAMA

上映時間 :29.25min

制作年 :2019


星野孝太郎(大根田良樹)は無精子症のために子宝に恵まれず、妻の聡子(田川可奈美)と離婚した後は函館で写真館を営む父親の哲雄(下條アトム)とふたりで暮らしている。
再婚相手との間に子供を作った聡子の幸せな日常を、彼女のインスタグラムを覗き見ながら過ごす孝太郎は、投稿される子供の写真を見る度に傷つき、しかし無視することもできずに、やがて自暴自棄になった夜の街でデリヘル嬢の舞子(兎丸愛美)と出逢い、次第に関係を深めていくようになる……。
「自分は何のために生まれたのか」。
思春期で抱き、忘れたはずの感情が、いまふたたび迫ってくる。

  

監督のコメント

現在の日本において不妊治療を実施する夫婦の割合は6組に1組。多くの方が大きな精神的・経済的負担を強いられながら出産を夢みて治療しています。しかし結果によっては新しい幸せを模索するべく、別れを選ぶ夫婦も少なくありません。
本作は、無精子症の男が、別れた妻と再婚相手に出来た子供の成長をSNSで見つめ、やがて会いにいこうとする物語。思春期で忘れたはずの「人は何のために生まれたるか」の疑問と向き合います。

予告編


監督の経歴

1980年生まれ、福岡県出身。
日本映画学校(現・日本映画大学)演出ゼミ卒。
脚本『星屑夜曲』が「伊参スタジオ映画祭シナリオ大賞2005」で大賞。
翌年映像化し「SKIPシティ国際Dシネマ映画祭07」短編の部・奨励賞・川口市民賞。
あおもり映画祭推薦作品。
老老介護の厳しい現実を見つめた短篇映画『此の岸のこと』が海外の映画祭で上映される、
「モナコ国際映画祭2011」で短編部門・最優秀作品賞をはじめ5冠を達成。
また、シルバー世代の恋愛を明るく描いた『燦燦-さんさん-』のプロットがユナイテッド・シネマ主催
「第六回シネマプロットコンペティション」でグランプリを獲得し、自身の脚本・監督による映像化が
決定。
長編映画監督デビューを飾った映画『燦燦ーさんさんー』は全国35館にて上映。
「モントリオール世界映画祭2014」より正式招待。
2014年からは「TSUTAYA」CM演出他、PV、コンサート演出等に至るまで活動の幅を広げている。
2017年、制作・監督脚本・宣伝・配給を個人で行う「映画監督外山文治短編作品集」を発表。
渋谷・ユーロスペースの2週間レイトショー観客動員数歴代1位となり、話題となる。

スタッフ一覧

出演者
出演者1:大根田良樹
出演者2:兎丸愛美
出演者3:田川可奈美
出演者4:蠣崎未来
出演者5:重松りさ
出演者6:下條アトム

脚本:外山文治
プロデューサー:外山文治
撮影:春木康輔
録音:宋晋瑞
作曲:朝岡さやか
編集:浅野亜弥


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受賞 作品名 監督名 上映時間 制作年 字幕 予告編 備考
海辺の途中 外山文治 29.25min 2019